Konsent by Kayzen
バナーの提供事業者がバナーを監査すれば、審判と選手を兼ねることになる。独立性こそが製品でした。
- 年
- 2026
- 技術スタック
- Next.js · React · TypeScript · Tailwind · Vercel
- ポジショニング
- デザイン
- 開発
- テクニカルSEO
- ライティング

- 公開・バージョン管理されたルール基準2026.08.2、アカウントなしで閲覧可能
- 139
- フランス語で説明された送信先それぞれ最終的な親会社グループまでたどって記載
- 69
- 1回の解析あたりのフェーズ数同意前、拒否後、承諾後
- 3
- 読み込み時のCookieとサードパーティドメイントップページで測定
- 0
解決すべき課題。
背景
Konsentは、Kayzen WebのGDPR(EU一般データ保護規則)監査プラットフォームです。Axeptio、Didomi、OneTrust、Cookiebot、tarteaucitronといった同意管理プラットフォームを導入したものの、そのバナーの裏側で自社サイトが実際に何を保存しているのかを確かめる手段を持たないサイト運営者を対象としています。このWebサイトは製品のショーケースであり、無料監査の入り口でもあります。
制約
コンプライアンス市場は不安を売っています。2,000万ユーロという上限額を掲げ、それ以上は語りません。想定読者である中小企業の経営者、DPO(データ保護責任者)、制作会社は、そうした手法を警戒するようになっており、DPOは必ず出典を確認します。求められたのは、この製品自体が告発している手法を一切使わずにコンプライアンス製品を売り、法律家でも開発者でもない経営者にも読みやすいサイトでした。
解決策
サイト全体を貫いたルールはひとつだけです。訪問者が自分で検証できないことは何も主張しない。139のルールからなる基準はアカウントなしで閲覧でき、各ルールには根拠条文と既知の限界が明記されています。金額を単独で示すことはありません。法定上限額には必ず、簡易手続きで実際に科された金額の幅と是正にかかる費用が併記されます。そしてサイトは、自らが測定していることを自分自身にも適用しています。Cookieはゼロ、サードパーティドメインもゼロです。
すべての判断に、理由がある。
業界が暗いなら、明るく
セキュリティやコンプライアンスのツールは、ターミナルを模倣してほぼすべてダークテーマで提供されています。Konsentはその逆を選びました。白い背景、#1F2937のインク色、テラコッタのアクセントをひとつだけ。監査レポートはじっくり読まれ、印刷され、法律の専門家に渡される文書です。ここではツールの慣習よりも文書の慣習を優先しました。
解析トレースを中心的な論拠に
ヒーローセクションに置いたのは南京錠のイラストではなく、監査トレースを流すコンソールです。読み込みフェーズ、保存されたトラッカー、送信先の法域が順に表示されます。このブロックには「デモ用トレース。実際の観測結果を代表するもの」という注記を添えています。デモを実測値のように見せることこそ、この製品が他社を批判している手法だからです。
数字は常に3つ、ひとつだけは示さない
リスク試算シミュレーターは、第83条5項の法定上限額、簡易手続きで観測された金額の幅、そして是正対応の推定費用を必ず並べて表示します。上限額だけを見せたほうが短期的には売れるでしょう。しかしそれは、Cookie関連の案件の大半が簡易手続きで処理されることを知っているDPOに、タブを閉じさせる原因にもなります。
グループ全体で共通のタイポグラフィ
見出しにOutfit、本文にPlus Jakarta Sansを使用しています。kayzen-lyon.comと同じフォントファミリーです。ヘッダーに「by Kayzen」の帯を掲げなくても、自社製品がひとつのシリーズとして認識されます。両フォントとも自ドメインから配信しており、Google Fontsは呼び出していません。
プロジェクトのカラーパレット
ペーパー
#FFFFFF
ページ背景
インク
#1F2937
本文と見出し
テラコッタ
#B74831
主要アクションとアクセント
タイポグラフィ体系
見出し用書体
Outfit
本文用書体
Plus Jakarta Sans
Kayzenグループ共通の2つのフォントファミリーで、自ドメインから配信しています。解析トレースはシステムの等幅フォントスタックで表示し、そのために追加のフォントをダウンロードすることはありません。
その裏側にある技術。
- Next.js
- React
- TypeScript
- Tailwind
- Vercel
Next.jsによる静的レンダリング
ページはビルド時に生成され、VercelのCDNから配信されます。基準がバージョンアップされるときにしか内容が変わらない製品サイトでは、リクエストごとに計算する必要はありません。常時サーバーレンダリングを行っても、レイテンシーと攻撃対象領域が増えるだけです。
Cookieゼロ、サードパーティドメインゼロを検証済み
トップページ読み込み時の測定結果:書き込まれたCookieはなし、ローカルストレージとセッションストレージのエントリもなし、呼び出されたネットワークオリジンはkonsent.kayzen-lyon.comのひとつだけです。他者が設置したトラッカーを測定するツールにとって、これは技術系の見込み客がまずネットワークタブを開いて確認するポイントです。
デフォルトで閉じたセキュリティヘッダー
Content-Security-Policyはdefault-src 'self'で、画像にもフォントにもサードパーティのオリジンを一切許可していません。HSTSは2年間でpreload付き、X-Frame-OptionsはDENY、Permissions-Policyはカメラ・マイク・位置情報を閉じ、interest-cohortとbrowsing-topicsを明示的に拒否しています。コホートによるターゲティングを拒否するのは、飾りではなく一貫性の問題です。
2つのエンジン、どちらが動いたかをサイトが明示
静的エンジンは、JavaScriptを実行せずに、配信されたドキュメント、HTTPヘッダー、DNSチェーン、法定ページを読み取ります。ブラウザワーカーは、使い捨てのコンテナ内で制御されたChromiumを使い、フェーズごとに新しいコンテキストで完全なプロトコルを再実行します。各レポートには使用したモードと、そのモードでは評価できなかったルールの一覧が記載されます。検証されていないルールが「適合」として数えられることはありません。
検索で見つけてもらうための仕組み。
反論をそのまま検索クエリに
「同意前のCookie設置」「文書化されていないEU域外移転」「Cookieバナーだけで十分か」。いずれもファネル中盤のクエリで、明確な意図と正確な語彙を伴っています。「GDPR」で上位を狙えば、法律事務所やCNIL(フランスのデータ保護機関)そのものと正面から競合することになり、しかも得られるのは購買意図のないトラフィックです。
基準そのものをインデックス対象に
139のルールを公開し、それぞれに条文、CNILの決定、具体的な論点を記載して、アカウントなしで閲覧できるようにしました。これは製品の独立性を示す論拠であると同時に、検索エンジンやAIアシスタントがルール単位で引用できるコーパスにもなります。ログインの向こう側にある基準では、可視性はまったく生まれません。
日付とステータスを付した法令ウォッチ
「法令ウォッチ」ページの各文書には、施行中、判例、草案、撤回というステータスが付いています。「Digital Omnibus」は未採択の提案として掲載しています。言語モデルは、発表されただけの改正をすでに適用されているかのように扱いがちです。両者を明確に区別している情報源こそ、現行法について問われたときに引用されます。
誰もが使えるように。
2025年6月から、欧州アクセシビリティ法(European Accessibility Act)により、多くのオンラインサービスにデジタルアクセシビリティが義務づけられています。当社は後から対応するのではなく、設計段階から取り組んでいます。
色に頼らず読める監査結果
指摘事項の重大度は、色付きのバッジだけでなく、[CRIT]、[WARN]、[INFO]というラベルでも示されます。色でしか読めないコンプライアンスレポートはWCAG 1.4.1を満たせず、コンプライアンス担当チームに販売するツールとしては弁明が難しいでしょう。
キーボードだけで使える監査フォーム
導線上の唯一の入力欄である解析対象サイトのURLには、ラベル、想定される形式、欄に紐付いたエラーメッセージが備わっており、ページのどこからでもTabキーで到達できます。これはサイト唯一のコンバージョン経路であり、マウスに依存させるわけにはいきませんでした。
納品したもの。
- トップ — 現状認識、シミュレーター、無料監査
- 機能 — エンジン、基準、送信先データベース
- モニタリング — 基準となる解析との比較
- 基準 — 出典付き・バージョン管理された139のルール
- 法令ウォッチ — 適用されているもの、議論中のもの
- 無料ツールと料金


